Saussurea maximowiczii ミヤコアザミ

Saussurea maximowiczii
ミヤコアザミ

ユーラシア東部の沿海地を中心に分布.
大陸では雑木林下や川辺などに生育するらしいが,国内で見る場所はもっぱら湿性草地である.
所違えばハビタットも違うということだろうか.

背が高くて1枚の写真に写りきらないが,羽状に深裂する巨大なロゼットが特徴.

種小名は極東アジアを中心に研究していたロシア人の植物分類学者 Karl Maximovich (1827-1891) に由来する.種小名が maximowiczii だったり,命名者が彼だったりする日本産植物は数多い.


↑ 24. Sep. 2016  阿蘇
↓ 29. Aug. 2017  阿蘇