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Ranunculus sieboldii シマキツネノボタン

Ranunculus sieboldii
シマキツネノボタン

匍匐茎をもつのが特徴である小型の Ranunculus.
南西諸島では春1~4月にかけて出現し,夏季には溶けてなくなる. 本州でいうスプリング・エフェメラル的な存在.

中国南部から台湾にかけて分布し, R. chinensis(コキツネノボタン)と R. diffusus の雑種起源とされる.
6倍体と8倍体のものがあるらしいが,国内のものにどちらが多いか,という点は不明.

(Xu et al. 2013 Plant Systematics and Evolution. 299(3):603–610)
19. Feb. 2016 西表島

Ranunculus kitadakeanus キタダケキンポウゲ

Ranunculus kitadakeanus
キタダケキンポウゲ

北岳の高山帯周辺に固有の Ranunculus.

日本人なら一生に一度は見ておきたい一品.

28. Jul. 2013 北岳

Ranunculus sceleratus タガラシ

Ranunculus sceleratus
タガラシ

水田に生育.
除草剤によって絶賛減少中だとか,そうでないとか.

種小名 ”sceleratus” は "有害な" や "辛味のある" という意味.

21. Apr. 2012  筑波

Ranunculus muricatus トゲミノキツネノボタン

Ranunculus muricatus
トゲミノキツネノボタン

ヨーロッパ原産で,北アメリカやアフリカにも帰化しているらしい.
果実のいぼ状突起が特徴.

田舎を散歩中,放棄水田で丈の低い Ranunculus が咲いている. 遠目で一瞬”ヒキノカサかっ⁉”と思ったが,そうは問屋が卸さなかった. とはいえ,まぁ,ご当地外来だし見れてラッキー.

1. May. 2014  兵庫県

Ranunculus japonicus ウマノアシガタ

Ranunculus japonicus
ウマノアシガタ

ゴールデンウィーク頃に里山へ遊びに行くと,路傍や畔がこの花の黄色に染まっている. 昔ながらの情緒ある光景だ.

大陸では複数の変種が記録されているが,日本に分布しているものは一番オーソドックスなものだけ.

30. Apr. 2014  兵庫県

Ranunculus hakkodensis ツルキツネノボタン

Ranunculus hakkodensis
ツルキツネノボタン

名前の通り東北地方を中心に分布する Ranunculus. ブナ帯の湿地や流水辺などに生育.
北方系植物のデザインは爽やかで良いですね.

Caltha palustris(エンコウソウ)のようにランナーを出すのが特徴.

7.Jul.2015  雨飾山