ラベル Campanulaceae の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル Campanulaceae の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

Campanula chamissonis チシマギキョウ

Campanula chamissonis
チシマギキョウ

高山植物の中でも超ポピュラーな種.
僅かとも思える岩隙に根を下ろし,逞しく暮らしている.

北アメリカにも分布.

8. Aug. 2014 白馬岳

Peracarpa carnosa タニギキョウ

Peracarpa carnosa
タニギキョウ

非常に可愛い植物. やや湿な林床に多い.
シカが食べないので,個体数の多さは食害の指標にもなる.

東アジアやオセアニアに広く分布.
国内でも,垂直分布は広い.

↑13. May 2012 那須
↓27. Jul. 2013 北岳

Campanumoea maximowiczii ツルギキョウ

Campanumoea maximowiczii
Synonym: Codonopsis javanica ssp. japonica
ツルギキョウ

Codonopsis にまとめて亜種にする説と,独立させる説がある.
果実が違うので,分けるのが妥当なような気がするが.

比較的珍しい種類で,なかなかお目にかかれない.

28. Sep. 2014 高尾山

Codonopsis ussuriensis バアソブ

Codonopsis ussuriensis
バアソブ

湿性の草原に見られるなかなか珍しい蔓.
ふつうに見られるツルニンジンに比べて小さく,紫色の強い花冠をもつ.
名前の通り沿海州にも分布している.

Codonopsis はアジア地域にのみ知られている属で,わが国には3種 (+1変種) が知られている.
"codon" は "鐘" で, "psis" は "似ている" という意味.

23. Aug. 2012 那須

Adenophora takedae イワシャジン

Adenophora takedae
イワシャジン

岩壁から下垂.

葉が細くてかっこいい.

17. Aug. 2011  八ヶ岳

Platycodon grandiflorus キキョウ

Platycodon grandiflorus
キキョウ

ひぇ~.
野生のキキョウだぁ~.

22.Jul.2015 長野県

Cyclocodon lancifolius タンゲブ

Cyclocodon lancifolius
Synonym : Campanumoea lancifolia
タンゲブ

東南アジアの熱帯域から,南西諸島にかけて知られるつる性のキキョウ.
萼片の鋭い鋸歯が特徴.

Campanumoea にする説もあるが,まぁ別属が妥当だろう.
その場合 Cyclocodon はわずか3種からなる小さな属となる.

19.Sep.2015 石垣島

Campanula punctata var. microdonta シマホタルブクロ

Campanula punctata var. microdonta
シマホタルブクロ

ホタルブクロの変種で伊豆諸島などの沿海地に分布.
別種にする説もあるが,この程度は変種で妥当かと思う.

八丈島の海に面した草原には多数の海岸型変種が生育しており,訪島の際の欠かせない散策ルートである.

21.Aug.2015  八丈島

Codonopsis lanceolata ツルニンジン

Codonopsis lanceolata
ツルニンジン

図鑑でこの植物を知ったその時,特有の花冠形態から憧れの種のひとつになったということは言うまでもない.
とはいえ関東近郊の丘陵地ですら普通種であり,難なく出会うことができる.

開花の季節になると,今でもついついカメラを向けてしまう.

28.Aug.2015 長野県