Ranunculus sieboldii シマキツネノボタン

Ranunculus sieboldii
シマキツネノボタン

匍匐茎をもつのが特徴である小型の Ranunculus.
南西諸島では春1~4月にかけて出現し,夏季には溶けてなくなる. 本州でいうスプリング・エフェメラル的な存在.

中国南部から台湾にかけて分布し, R. chinensis(コキツネノボタン)と R. diffusus の雑種起源とされる.
6倍体と8倍体のものがあるらしいが,国内のものにどちらが多いか,という点は不明.

(Xu et al. 2013 Plant Systematics and Evolution. 299(3):603–610)
19. Feb. 2016 西表島